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執筆者の写真淩雲科技 Holo solution Inc.

偽造防止印刷パターン(ギョーシェ)デザインリスト | モアレ(Moire) | コピー防止

更新日:2021年7月20日

たとえ単純な一般の印刷で、偽造防止設計の技巧あるいはソフトウェアを運用して製造した偽造防止の紋様でも、同じ様にとてもよい偽造防止効果を備えています。当然偽造防止の紋様に特殊なインクあるいはレーザーの偽造防止効果を結合すれば、セキュリティのレベルは更に高くなりますが、商品の価値と価格によって予算を考慮して運用します。各種偽造防止の紋様デザインについて、その特殊性をわかりやすく下記致します。


 

1.モアレ(Moire)

透かし印刷による偽造防止加工は、色の塊の中に隠された「透かし模様」の効果により、肉眼では色の塊にしか見えませんが、専用のチェックシートをかざすと隠された図柄や模様が浮き上がります。


偽造防止印刷パターン

 


2.コピー防止(Anti-copying patterns, copy void)

レーザー光フィルム自身はコピーで複製出来ませんが、もし、レーザー偽造防止フィルムを選択していない場合に、コピー防止効果を持たせたい時は、この様な偽造防止のベース模様にする事が出来ます。左の写真は、コピーする前の状態で、一見灰色のベースに見えますが、コピーすると(右の写真の様に)特定の図柄や模様が浮き出ます。


偽造防止印刷パターン

 


3.彩紋(Guilloche Pattern,ギロシェ=丸い刺繍の様な図案)

フラクタル(幾何学的形状)、エンボス、版画、コピー防止...等偽造防止のベース模様。特定の数学的なロジック計算を通して、極めて複雑なライン或いは、図形の変化を作り出します。

模倣しにくいだけでなく、このタイプのデザインの特徴は、すでに有価証券の様な製品のデザインに特有の美感をもたらしていますが、模倣して作る唯一の方法は拡大して全面的に描写するしかありませんが、難易度は極めて高いです。


偽造防止印刷パターン

偽造防止印刷パターン

 


4.細微文字(微小文字・極細文字)

細微文字(微小文字・極細文字)は、非常に簡易で有効な偽造防止手段です。印刷設備を最も精密な印刷出来る極限の小さな文字状態に調整します。小さい文字は見える場所から隠れる事ができ、模倣者に模倣させない、コピーしても真似出来ません。現在の印刷水準では、最小文字の大きさは0.3mm(1pt)細微字レベルであり、虫メガネで見てやっとはっきり内容がわかる程度です。印刷条件によって、当然更に小さな字にする方法もありますが、関連する制限はそれぞれ同じではありません。

偽造防止印刷パターン

偽造防止印刷パターン

偽造防止印刷パターン

 


5.改字偽造防止(Stroke reduction in words)

改字偽造防止は、ランダムに文字の中の筆画を減少させ、製造したメーカーしかわからない様に細工する隠性偽造防止加工です。愚かな業者は、模倣したくてもこの細かな点を発見する事はなかなか出来ません。


偽造防止印刷パターン

偽造防止印刷パターン

 


6.凸スクイーズ加工

スチールスタンプと似ており、色彩を付けられる以外に、更に紙の質感をアップさせ、控えめで魅力があります。有価証券或いは証明文書へのスチールスタンプも公正で国民の信頼を得る内容が隠されています。


偽造防止印刷パターン

 


7.エンボスプリント & 版画偽造防止加工

弯曲した線を利用し、或いは太さの違う線の複雑な変化により、高品質で権威があるばかりでなく、製造工程がとても複雑な為、模倣して製造する事が難しいです。

版画偽造防止加工は、上の写真の様に、淩雲科技の文字の後ろに薄っすらと見える建築物で、これは、密度の濃い線で描かれており、複雑な線、太さの違う線の変化により、図や模様が見えたり、見えなかったりする効果を作り出しています。


偽造防止印刷パターン

偽造防止印刷パターン


 


8.フローティングウォーターマーク(透かし)加工

2色印刷を施して、偽造防止印刷がフローティングウォーターマーク加工の効果で更にコピーが難しくなります。


偽造防止印刷パターン

 


9.潜像(透かし)偽造防止加工

潜像(透かし)偽造防止加工は、インクの反射角の違いを利用して、作り出す潜像(透かし)偽造防止加工です。見る角度を変えると隠された図や模様がはっきりと見えます。この様な偽造防止効果は、特殊製法がないと出来ない為、偽造防止性が高く、消費者にとっても識別しやすいです。

偽造防止印刷パターン

 


10.変動QRコード & バーコード

印刷物一枚一枚に唯一無二の識別番号をつけて、一枚一枚のチケットの流れを便利に管理します。あるいは記録作業をしやすくし、生産管理・製品管理から販売管理まで効率化します。変動性のある印刷には、一定の秘訣があります。偽造防止の面から言うと、これは基本でもあり、有効な方法でもあります。なぜなら変動性があるため、偽造者に手掛かりをつかませにくく、唯一性なので元々のメーカーは本物と偽物を簡単に見分けることができるからです。


偽造防止印刷パターン

偽造防止印刷パターン

 


11.動態文字・グレースケール変動シリアルナンバー

特定の数学ロジックを隠し、文字変動のルールを定義し、そのロジックのルールを知っている元々のメーカーだけが本物か偽物か判断できる方法です。また一方で、これら複雑なロジックの変化は、一枚一枚編集することはできないので、もし設定を複雑にすれば偽造者は、そのルールを解き明かす事は不可能になるということは言うまでもありません。

グレースケール変動シリアル番号:上図シリアルナンバー番号は一枚一枚数字が違っているだけでなく、グレースケールの組み合わせも異なり、元々のメーカーのみそのルール及び対象のデータベースを知ることができます。


偽造防止印刷パターン


隨機亮點式序號:每組序號內的紅字位置各不同,並且QR Code內的紅字會和序號中的紅字相對應。

偽造防止印刷パターン

 


12.偽造防止ペーパー

紙自体に、偽造防止効果を施すことができます。しかしこれは紙を作る過程の中で作るため、必然的にロットがかなり大きくなってしまうので、弊社のNB版を御利用頂くことをお勧め致します。

淩雲の偽造防止ペーパーは、非常に簡単に本物と偽物を識別できます。光にかざすと「透かし」の効果が見られ、偽造防止の優位性と隠性の偽造防止効果を兼ね備えています。


偽造防止印刷パターン

肉眼でも紙の中に埋め込まれた蛍光カラーシルク(糸)が見えますが、特定のUVライトに当てると隠したダークシルク(糸)が浮かび上がります。

偽造防止印刷パターン

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