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執筆者の写真淩雲科技 Holo solution Inc.

防偽インク印刷一覧表 | 隠し蛍光 | 赤外線 | 光変化インク (OVI) | 感光 | 感温 | 夜光 | レーザー | スクラッチインク | 金属反応インク | 浮き彫りインク

更新日:7月2日


特殊な光源、角度、温度などの異なる条件下で、インクは現れたり、変色したり、さまざまな変化を起こします。このような特性を持つインクは、防偽性を持つ可能性があります。

  • このような変化を持つインクは多様で、入手が困難です。

  • 印刷技術には一定のハードルがあります。

  • 模倣者は製品に特殊なインクが含まれていることを知らないため、模倣は不可能です。


もちろん、このようなインクは防偽に使用されるだけでなく、多くのクリエイティブデザインにおいても好まれる印刷効果です。この記事では、防偽インクの一覧を掲載しています。ほとんどの一般的な防偽インクはここに掲載されています。未掲載の項目があれば、お知らせください。順次追加していきます。



不可視蛍光インク|短波インク| Invisible Fluorescent Ink

不可視蛍光インクは自然光の下では無色透明ですが、通過検出器のライトの検査の下では、明らかに特定の色と印刷の模様が現れます。偽造防止におけるこのインクの利点は以下の通りです。

  1. 自然光の下で見つけるのは簡単ではなく、偽造者に見落とされる可能性があります。

  2. プロセスのしきい値と高めのコストは、スキャンとコピーの防止機能を備えています。

  3. 真偽の識別を容易に行えます。


デザインのヒント:あるお客様は不可視蛍光インクをレストランのメニューの印刷に使用したり、ハロウィンの魔法がテーマのイベントに使用したり、食事する人に「言葉のない本」のミステリー感を体験させたりすることなどに使用しています。

1.不可視蛍光インク|短波インク| Invisible Fluorescent Ink

赤外線不可視インク|長波インク| Infrared Excitation Ink

赤外線不可視インクは自然光の下では無色透明ですが、赤外線の投影ペンを使用すると特定の色の光点を励起することができます。赤外線の透影ペンは一般のインクには反応しませんが、赤外線不可視インクだけが光点を励起できます。

2.赤外線不可視インク|長波インク| Infrared Excitation Ink

感光性インク|昼光色変化インク| Solar Discoloration Ink

昼光色変化インクは室内の蛍光灯の下では無色透明ですが、自然の太陽光の下(あるいはUVランプ(ブラックライト)の下)ではカラーになります。もし室内に持ち帰った場合でも短時間維持できます。不可視蛍光インクはUVランプ(ブラックライト)を照射すると変色しますが、光源をそらすとすぐ色が消えてしまいます。感光性インクと不可視蛍光インクの主な違いは、光源をそらした後、感光性インクは短時間変色を維持しすぐに色が消えない点です。


不思議なことに、紫外線は感光性インクをはっきりした色にすると言われていますが、又の名を昼光色変化インクとも言います。いったい昼光色変色なのでしょうか?それとも紫外線変色なのでしょうか?実は、太陽光の中には紫外線が含まれています!太陽光の中の紫外線の強度は、このタイプのインクの変色に十分です。しがたってこれは昼光色変化インクとも呼ばれています。


デザインのヒント:あるお客様はマーケティングの仕掛けとして、感光性インクを飲料用の紙コップの印刷に使用しています。

3.感光性インク|昼光色変化インク| Solar Discoloration Ink

蓄光インク|Luminous Ink

蓄光インクは太陽光を吸収した後、暗い環境で一定時間自発光を維持することができます。蓄光インクは自発光インクの一種で、十分な太陽光を吸収した後、一定時間照度を維持することができます。蛍光インクは非自発光インクで、発光を励起するためには、紫外線を提供し続ける必要があります。


デザインのヒント:まずフルバージョンで蓄光インク印刷をし、その上に重ねてカラー印刷すると、太陽光の下では単純なカラー印刷に見えますが、夜になると自発光がサイケデリックなサプライズ効果を生み出します。

4.蓄光インク|Luminous Ink

示温インク|サーモインク| Temperature Sensitive Ink

示温インクは温度変化に伴って色が変わるインクで、異なる温度の範囲・色を区別する以外に、可逆的・不可逆的の区別もあります。見た目は一般的なインクと同じで、偽造防止の分野で使用されており、簡易的な摩擦で熱を発生させることによりラベルの真偽を識別することができます。


デザインのヒント:高温脱色(透明に変わる)は、よく見られる示温インクです。まず隠された図案を印刷し、最上層に示温インクを重ねて印刷します。室温ではフルバージョン印刷の示温インクの外型だけしか見えませんが、高温の環境下になると下に印刷されている豊富な図案が現れ、コントラスト感を強調することができます。高温の警告・体温測定・水温の警告・マグカップのクリエイティブ商品等としてご利用できます。

5. 示温インク|サーモインク| Temperature Sensitive Ink

銅貨反応性インク|スクラッチインク| Coin Reactive Ink

不可視インクは発見されにくいですが、特殊な器具で真偽を検査する必要があります。銅貨反応性インクは身の回りにある手軽な「コイン」を取り出し、軽くこするだけで、変色効果や隠れた模様が現れ、真偽を識別できます!取次販売管理の複雑なチャンネルや飲食業の商品券や食事券にとても便利に使用されています。


デザインのヒント:銅貨反応性インクは通常隠された状態で設計されていて、差別化された体験或いは偽造防止の識別機能として、ユーザーに手軽に利用できるコインを取り出して、隠された図案をスクラッチさせます。

6.銅貨反応性インク|スクラッチインク| Coin Reactive Ink

浮き彫りインク

通常の証券用紙が製紙段階で完成する浮き彫りと異なり、浮き彫りインクは後から印刷されます。浮き彫りインクは紙に透光効果を与えることができるため、少量のカスタム浮き彫りデザインを可能にします。

実際に、新台湾ドルにも浮き彫りインクが使用されています。1000台湾ドル紙幣の四人の子供が描かれている面の左下隅にある「1000」の数字は浮き彫りインクで印刷されています。この技術は、隣の菊花の浮き彫りとは異なります。


ミラーインク|偏光インク|Polarized Ink

ミラーインクは自然光ではキラキラとメタリックな質感が現われますが、異なったフィルター(ハンディビューア)の下では異なった色が現れます。差異の効果で真偽を簡単に識別できます。

7. ミラーインク|偏光インク|Polarized Ink

光学可変インクOVI(Optical Variable Ink)

光学可変インクOVI(Optical Variable Ink)は、異なった角度から見ると異なったインクの色に見えます。インクの配合が複雑で変化が多く、あぶり出しインクと同じく、各メーカーの配合が異なり、はっきりと効果が現れます。従って、独自性があります。紙幣に使用される光学可変インクは政府機関から管理コントロールを受けている原料で、その他の印刷工場がまったく同じような色の変化を作り出すことは非常に難しいです。

8.光学可変インクOVI(Optical Variable Ink)

レーザーホログラムインク|Laser Hologram Ink

一般にホログラム偽造防止ラベルの生産には高価な印刷版を製作しなければなりません。従ってバッチと単価は比較的高くなります。


ホログラムインク印刷は比較的単純なホログラムの図案を生産でき、同時にホログラム偽造防止ラベルの質感を表現できます。


デザインのヒント:一般的なホログラムフィルムの加工技術には制限があります。レーザーホログラムインクを使用し、一般的な印刷プロセスとより簡単に組み合わせることができたり、カラー印刷とコーディネートして非常に目を引く特別な色にすることもできます。

9.レーザーホログラムインク|Laser Hologram Ink

スクラッチインク | OVI OCEP available

The scratch-off ink is falsely attached to the surface of the material and can be scraped off with harder materials such as coins. QR Code, barcode, serial number and other information can be covered under the scratch-off.


You should use a coin to scrape off the scratch-off ink to see the information hidden in the bottom layer.

スクラッチインク | OVI OCEP available

Scratch-off Ink can also be combined with OVI (Optical Variable Ink) and OCEP (Optical Changeable Effect Pigments)


The OVI or ICEP ink has good anti-counterfeiting identification, and you can see different colors with different angle of view. The scratch-off ink with OVI or OCEP can be used for lottery scratch cards, color coupons, anti-counterfeiting verification labels and other products.


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